マルチコマンドラインランチャー Aqulinaのすすめ

2011.08.01kickbaseApplication


皆さんはアプリケーションを実行するときやフォルダを開くとき、どのような方法をとっているでしょうか。デスクトップにショートカットを置くのもひとつですし、ファイラを使う方法もあるでしょう。そんな数ある手法の中で僕が最も気に入っているのが、今回紹介するマルチコマンドラインランチャーAqulinaです。特徴は下記の通りです。

  • デスクトップがスッキリと(ショートカットアイコンはもう必要ありません)
  • ファイラはもはや不要です(Google 構文/ワイルドカード/正規表現を使用して任意のフォルダに素早くアクセス)
  • アプリ起動時に引数を渡せます(特にEvernoteとの連携が強力)
  • 定型文/クリップボード履歴の入力も楽々
  • Windows 7,Vista,XPに対応(32/64bit)
  • 以前紹介したKeySnailとAqulinaを併用することで、マウスを使用する機会が激減し、より快適な制作環境を手に入れる事ができました。Aqulinaはドネーション(寄付)ウェアです。継続して使用する場合は日頃の感謝の意を込めて、開発者様にぜひ寄付を!

    00 : 以下Aqulina 1.26.07、Windows7 64bit環境での記事となっています。また本記事における設定/手法等の内容は保証できません。実行する際は自己責任でお願いします。

    01 : 基本的な使い方
    「ホットキーで呼び出し → 文字を入力 → アプリ/フォルダ/ファイルにアクセス」という流れで使用します。

    02 : オペレーションツリーエディタでアイテムを追加
    ドラッグ・アンド・ドロップやデータ取り込みを使用してまとめて登録することも可能ですが、直接オペレーションツリーエディタで追加していくのがおすすめです。Aqulinaの特徴として「オペレーションの連続実行」が挙げられます。ひとつのコマンドでアプリを複数立ち上げたり、待ち時間を設定して時間差で実行したり、キーストロークを割り当てたりと、とにかく高機能です。本例では簡単に「Mac」というコマンドでAppleのWEBサイトとAppleStoreのWEBサイトを開く設定にしました。
    ※ひとつのコマンドで複数のサイトを開くという設定は非常に便利です。

    03 : 文字列マクロを使って定型文を素早く生成
    現在の日付と時間を取得しタイムスタンプを作成する例です。フォーマットを変更することによって好みの表示にすることが可能です。

    便利な使い方として、入力される文字列を下記のようにしておけば、ソースコードの管理に役に立つでしょう。(コメントアウトは言語により変更してください)

    コマンド

    //TODO $DATE$ 
    

    実際の使用法(日付の後にメモを書く。$DATE$は日付だけでなく時間を取得することも可能)

    //TODO 2011/8/1 分岐処理を見直す 
    

    04 : Evernoteと連携
    Windows版のEvernoteにはコマンドライン版のフロントエンド、ENScriptが付属しているのでAqulinaからこれを叩いて様々な操作を行うことが可能です。下記設定は僕がよく使うもので、Aqulinaから検索クエリを実行する方法です。
    パスにはENScript.exeへのパスを入力、引数にはshowNotes /q “$KEYWORD$と入力します。ENScriptで使用できるコマンドはIntegrating with Evernote for Windows | Evernote Corporation(英語)を参照してください。

    05 : クリップボード拡張( 履歴 )機能で古いコピーにアクセス
    Aqulinaはクリップボードの内容を “recents” という名前の履歴フォルダに順次格納します。recentsと入力することで、履歴一覧を見ることができ、そこからペーストすることが可能です。

    06 : 簡易計算機として使う(しかもインクリメント!)
    計算機が必要なシーンは、日常にあふれています。その時計算機に求められるのは多くの場合、複雑な機能よりスピードです。Aqulinaに数式を打ち込むと、その場で計算を始めてくれます。このインクリメンタルであるというのが非常に大きなポイントとなります。Google日本語入力にも計算機機能が付いており、便利ではあるのですが、計算式の最後に「=(イコール)」を入力しなければいけない点がネックです。たかだか一文字の差ですが、使い続けるにつれ大きな差となってきます。またAqulinaの計算機機能では右クリックで「答えをコピー」と「答えと式をコピー」を選択することが可能です。

    07 : お勧め設定
    タスクトレイのAqulinaアイコンを右クリック→設定(S)で自分好みにカスタマイズすることが可能です。以下は僕のおすすめ設定です。

  • 「Windowsが起動時、開始する」にチェック:スタートアッププログラムとして使い倒しましょう
  • フィルタ入力フォーム ホットキー:KeySnailとバッティングしないよう、Alt+SPACEに設定しています
  • 移動用ダイヤモンドカーソルキーをCtrl+hjklを使用したvi風移動に変更します(画像参照)
  • 一言にランチャーといっても様々な種類があり、コマンドラインランチャーにも数多くのものがあります。その中でAqulinaは特に「拡張性」「機能性」において抜群だと思います。また更新頻度の高さも本当にありがたく、開発者様には頭が下がるばかりです。

    アプリを立ち上げる、フォルダ/ファイルを開く…PCを使う上で何千何万回と繰り返されるこれらの作業を、Aqulinaで効率化してみてはいかがでしょう。

    参考サイト

    マルチコマンドラインランチャー Aqulina の紹介
    Vector: Aqulina – 新着ソフトレビュー
    omine3の備忘録集 @omine3 コマンド型ランチャー徹底比較


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